家族全員が揃って食べることすら少なくなっている今。家族はもちろん、友人同士、関係をより大切に育んでいくために一番なのが、おいしいごはんを囲んで、おしゃべりすること。もっと気軽に集まり、おいしいものを食べながら、笑いあう時間を作りたい。人気料理家有元葉子さんが、ご自分の経験をもとに、そんな時間のための11のパターンを中心にメニューを展開します。集まり方の提案とともに、イタリアン、アジア、中華、和食と多彩なレシピ。テーブルコーディネートも有元さんご自身なのもみどころです。集まることの楽しさや、セッティング、レシピまで、すべてがこの1冊に。特別な日だけではなく、毎日の食卓の参考にも!集まっておしゃべりして食べるごはんはとにかく楽しい!著者:有元葉子ISBNコード:978-4-08-333137-4B5判/128ページ発売日:2014年11月5日
塾講師の仕事も婚活もドン詰まりな、春見順子(31歳)。親の期待に応えようとガリ勉づくしの青春時代を送り、東大受験をしたがあえなく失敗。その後もすべてがパッとしないまま、何かに燃えることのない無為な生活をぼんやりと送ってきた。そんな彼女の前に突如現れたのは、ピンクの頭をした不良高校生・由利匡平。父親にも「ダメ」の烙印を押された彼が、「俺を、東大に入れてくんない?」と順子に言ってきたその日から、順子の人生が大激変!?仕事に猛然と打ち込み始める。不良高校生、幼なじみで20年近く順子に片思いしてるエリート商社マン、高校時代の同級生で今はヤンキー高校の教師をしている既婚男子・・・に迫られ、恋のフラグがしっかり立っているのに、まったく気づかない鈍感女子の「初めての恋」とは…!?著者:山本 瑤発売日:2018/12/18文庫判/208ページISBN:978-4-08-680230-7
少女7人が迎える、それぞれの「別れ」を、瑞々しく繊細に描く。切なくも力強いメッセージが光る全7話。■著者:朝井 リョウ■発売日:2015/2/20■サイズ:文庫判■ISBN:9784087452808
人生が一本の河だとしたら、あたしたちはどこに流れ着くのだろう――。早熟で気難しい兄の惣一郎。そして幼馴染みの九に護られていた少女時代。だが、それはある日突然、終わりを告げた…。■著者:江國 香織■発売日:2012/2/17■サイズ:文庫判■ISBN:9784087467956
踊ることと兄が大好きだった茉莉は、17歳で駆け落ちをし、同棲、結婚、出産を経験する。でも、いつも思う。家族みたいに懐かしく安心な九のそばにいたいと…。夢を信じることが出来るあなたに贈る、柔らかな幸せの物語。■著者:江國 香織■発売日:2012/2/17■サイズ:文庫判■ISBN:9784087467963
四軒の家が前庭を共有している場所だった。親切な他の三家族とともに幸せな生活が始まるが……。誰もが思い当たる「ご近所」サスペンス。■著者:青木 祐子■発売日:2016/2/19■サイズ:文庫判■ISBN:9784087454185
阪神淡路大震災の直後に、出会った男と女。男が犯した殺人を知る女は、彼を徹底的に利用し、野心を実現していく。だが彼女にも恐るべき秘密が――。名作『白夜行』の興奮が再び!(解説/黒川博行)著者:東野 圭吾発売日:2007/3/20文庫判/792ページISBN:978-4-08-746134-3
行方不明の姉はたぶん殺されている、犯人を捜してほしいという女が現れた。関係者が上野発「特急あさま3号」の車中で毒殺され、信州で起きた放火が浮かぶ…。鉄道ミステリ。■著者:西村 京太郎■発売日:2012/4/20■サイズ:文庫判■ISBN:9784087468205
情報ネットワークや市場経済圏の拡大にともなう猛烈な変化に対して、多くの人々がストレスを感じている。格差は広がり、自殺者も増加の一途を辿る中、自己肯定もできず、楽観的にもなれず、スピリチュアルな世界にも逃げ込めない人たちは、どう生きれば良いのだろうか?本書では、こうした苦しみを百年前に直視した夏目漱石とマックス・ウェーバーをヒントに、最後まで「悩み」を手放すことなく真の強さを掴み取る生き方を提唱する。現代を代表する政治学者の学識と経験が生んだ珠玉の一冊。生まじめで不器用な心に宿る無限の可能性とは?■著者:姜 尚中■発売日:2008/5/16■サイズ:新書判■ISBN:9784087204445